WEB ON! 35号
大丸有はイキイキと働く女性たちが躍動している街! 今回は、この街で活躍する素敵なお母さま2名にインタビュー。 お子さんを育てながら、この街をどのように活用しているのか? さらに、この街の魅力についても語っていただきました。
一流のものが集い、気品あふれるこの街が
子どもの感性も育ててくれると期待しています
(株)東京會舘 マーケティング部
南條 愛美さん(大丸有歴12年)
南條 愛美さん(大丸有歴12年)
外国の方にもこの街の「気品」を味わってほしい
私は現在、紙媒体の冊子の制作やホームページの作成など、販促活動全般を担当しています。丸の内で働き始めるまではこの街に来たことがなくて、漠然と「格式高いビジネスの街」というイメージを持っていました。でも、働き始めてからは、女性が気持ちよく過ごせる場所が意外にたくさんあることに気づきました。例えば、丸の内の歴史が感じられる「三菱一号館美術館」①。史料室もあり、かつての私のように、この街をまだよく知らない人にはぜひ足を運んでほしい場所です。生まれ変わった丸ビルにも、以前と変わらない佇まいが残っていますし、石畳の「丸の内仲通り」②は、ヨーロッパのような風情があって、オフィス街なのに緑も豊か。さらに屋外彫刻やアートオブジェもたくさん展示されていて、ランチタイムなどにちょっと歩くだけでリフレッシュできます。観光客が多くてもザワザワしていなくて、ゴミなどが落ちていないのも素敵ですね。2020年の東京オリンピックに向けて、観光客はどんどん増えていくと思いますが、外国の方にもぜひ、この気品ある街の雰囲気を味わってほしいです。丸の内にある私共の東京會舘も現在、立替のため休館中ですが、2018年に新装オープンするのがとても楽しみです。ワクワクするイベントを子どもと一緒に
最近は、子連れで街を歩いている女性をよく見かけます。私自身も子どもを連れて買い物などに来たことがありますが、ベンチもたくさん設置されていて、ちょっと一休みするのにも助かっています。子どもと一緒に「ブーランジェリー・パティスリー VIRON 丸の内店」③でおいしいパンをつまんだり、新東京ビルの「牛のオブジェ」④を眺めたりするのは私も大好き。うちの子はまだクリスマスの「イルミネーション」を写真でしか見たことがないので、いつか家族みんなで出かけてみたいです。大きなクリスマスツリーやキラキラ光るオブジェを見せたら、きっと大興奮するんだろうな、と楽しみにしています。
この街で子どもの感性を育む
大丸有地区は一流企業の集まるビジネス街でありながら、個人のプライベートを充実させるオフのイベントも充実していますよね。先日は夫婦で「東京国際フォーラム」⑤で開催された音楽会に行きました。映画『スターウォーズ』の音楽をオーケストラが演奏するというユニークな催しで、すごく素敵でしたよ。子どもも音楽に興味をもちだしたら、「ラ・フォルジュルネ・オ・ジャポン」に連れていきたいです。もう自転車の練習を始める年頃ですから、「パレスサイクリング」⑥も楽しそうですし、「エコキッズ探検隊」⑦も学びにつながりそう。この街で一流のものに触れて、子どもの好奇心や感性が豊かになってくれたら、というのが母の密かな願いなのです。
私の生活に変化が訪れるたびに
この街は新しい顔を見せてくれます
石井 望さん(大丸有歴15年)
洗練された大人の余裕を感じます
私は大丸有地区で、多くの企業の方たちと係わりを持てるお仕事を15年ほどしていました。その中には大丸有地区に本社を構える企業も多いのですが、打ち合わせなどに出向くたびに、洞察力が鋭く、決断力に富んだ素晴らしい方々に出会えることに驚かされます。粒ぞろいの企業が居並ぶこの街には、やはり一流の方々も集うのでしょうね。そういった方々とお仕事をさせていただく中で、多くのことを学び、私自身のキャリアを築いてこられたのは、すごく恵まれたことと感謝しています。この街で働き始めて改めて感じたことは、ビジネス面では申し分のない条件がそろった街だということです。日中は多忙なビジネスパーソンが行き交いますが、活気がありながらもせかせか慌ただしいと感じないのは、道幅が広く、街全体にゆとりがあるからかもしれません。特に最近できた大手町タワーの「大手町の森」⑧はまさに都会の中の森で、とても街の中とは思えません。また、その中にある「ザ・カフェ by アマン」⑨はいつも満員でなかなか入れませんが、とても落ち着いていて、安らぎの空間です。
ママになってからこの街の新しい魅力を発掘
この街で働く15年の間に、プライベートでは結婚、出産という大きな転機を迎えました。子育てを始めて気づいたのは、ここは子育てママにとても便利な街だということ。例えば出張のある日は子どもと一緒に通勤して、会社附属の保育園に立ち寄ってから、新幹線に直行。この辺りには企業の保育園が多く、私のように利用しているという人の話もよく聞きます。大丸有地区には、子育てへの意識の高い企業が多いのかもしれませんね。この夏休み、うちの子は「丸の内キッズアカデミー」⑩に参加しました。3日間、さまざまな職業や発明家体験、英語レッスンなどを体験して、毎日すごく興奮して帰ってきました。私も一緒に“通勤”する道すがら、色々な話を聞けて楽しかったです。
生活が変われば街を見る目も変わる
街をうまく使いこなすと、時間のやりくりはかなり楽になります。例えば、子どもができてからは家飲み派になったので、ワインとおつまみを新丸ビルの「成城石井」⑪で買って帰ることもよくあります。たまに同僚とは新丸ビルの「RIGOLETTO WINE AND BAR」⑫で会食したり楽しんでいます。丸の内エリアのお得意様を訪問するときには「丸の内シャトル」⑬が便利ですし、外回り中の合間の昼食に永楽ビルの「メゾンカイザーカフェ丸の内」⑭を利用したり、もちろん、新丸ビルの「Salt by Luke Mangan」⑮など、接待向きのレストランにも事欠きません。ライフステージや仕事の内容が変わるたびに、新しい街の魅力が見えてくる。ここはそんな懐の深い街なんです。
私たちのおすすめスポット
今回インタビューしたみなさんがよく行くオススメの施設やイベントなどをマッピングしてご紹介します。ぜひ一度、訪れてみてください!
②丸の内仲通り
丸の内仲通り
広い歩道は子供連れにも歩きやすく、両側にはブランドショップが立ち並び、ウインドショッピングも楽しめる
④牛のオブジェ
牛のオブジェ
日本政府観光局が運営する外国人向けの総合観光案内所TIC。その入り口には2頭の牛のオブジェがお出迎え
http://www.jnto.go.jp/jpn/services/hospitality_for_foreigners/tic.html
⑦エコキッズ探検隊
エコキッズ探検隊
都市エリアが直面しているヒートアイランド現象、地球温暖化等の問題を遊びながら、楽しみながら学ぶ体験プログラム
⑧大手町の森
大手町の森
3,600㎡の広大な空間に、より野生の森林に近い、様々な生物たちを宿す変化に富んだ環境と景観を再現している
⑨ザ・カフェbyアマン
ザ・カフェbyアマン
緑に囲まれ森に憩う、をコンセプトにしたアマン東京の別棟、アマンとしては世界初の1軒屋のカフェ
⑬丸の内シャトル
丸の内シャトル
大丸有地区を巡回する無料バス。新丸ビル前から、日比谷などを廻る一周約35~40分のルートを12~15間隔で運行。(時刻によってルートが変わる)